仏教では死後7日目ごとに法事を営み、死者を供養します。これを中陰の七仏事といい、最終回が七七日にあたる四十九日で、これをもって忌明となります。中陰の七仏事の後は、百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌……一一一十三回忌と続きます。なかでは、とくに三回忌までが重要です。一周忌のみが満1年後で、三回忌以降は死亡した年を含めた数え方となり、三回忌は2周年に相当します。地域によって法事の行われ方には違いがあります。●初七日/死亡した日を含めて7日目ですが、最近は、葬儀の当日、還骨法要にあわせ行うことが多くなりました。●四十九日/忌明となり(三十五日のこともある)、関係者が集まる日となることから、この日にあわせて納骨することもあります。北海道では、還骨法要のときに四十九日の法事までも兼ねて行います。関西では逮夜(忌日の前夜)を大事にするので、忌日の前日に法事を営むことがあります。なお、地域によっては新盆(初盆)を、親戚を招いて盛大に行います。一周忌は盛大に行うことが多いですが、三回忌を過ぎた後は、遺族と親戚のみの内輪で営まれることが多いようです。宗派によっても異なりますが、三十三回忌または五十回忌で死者を追悼する法事は終わり、弔い上げとします。
日本での婚約は、結納を交わすのが一般的です。その際、仲人は「婚約の証人」としての役割だけでなく、司会進行役も務めますので、全体の流れと手順を把握しておきましょう。場合によっては、メモなどで確認するのもいいでしょう。また、仲人は夫婦そろって務めることがほとんどですが、地域によっては男性側、女性側から1人ずつ立てる「両仲人」という場合もあります。さて、結納の日取りと時間は、双方の都合を配慮しながら、挙式の2〜3か月前に行うのがふつうです。日取りは吉日の午前中が理想的ですが、夕方までに終わればそれほどこだわる必要はありません。当日の服装は、仲人はブラックスーツに白あるいはシルバーのネクタイが一般的なものです。仲人夫人は、洋装ならフォーマルスーツかアフタヌーンドレス、和装の場合は、訪問着か付け下げ、色無地がいいでしょう。
乾杯をするとき、わざわざ席を立ってまで同席したすべての人とグラスをあてに行こうとする「律儀者」がいます。親しい人同士ならそれも楽しいひとときですが、正式の場では、乾杯のグラスをあてなくても、失礼にはあたりません。周囲の一人ひとりとアイコンタクトするだけです。だいたい、正式の食事の席では音を立てるものではありませんし、グラスを傷つけてしまわないようにという配慮もあります。乾杯は、唱和したらグラスを目の高さにあげる→まわりの人とアイコンタクト→一口飲む→唱和した人とアイコンタクト→ふたたびまわりの人とアイコンタクト→静かにグラスを置く、の順です。どうしてもグラスをあてたいときは、軽く触れる程度にしましょう。乾杯の相手が目上でしたら、自分のグラスは少し下げるように配慮します。
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