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インド人は数学的才能に優れている

インド人は数学的才能に優れているとの定評があります。インドで「零の発見」が行われたことは有名ですし、ニュートン、ハミルトンと並んで数学上の大天才と言われるラマヌジヤンはインド人で、独学で次々と数学上の定理を発見したことで有名です。数学に必要な論理的な思考能力はコンピュータに不可欠な条件ですし、インドは英語が公用語であるというメリットを生かし、ソフトウエアを中心に情報化が進展しています。インドでソフトウエア開発の基地となっているのが、ソフトウェア・テクノロジー・パーク(STP)で、州政府と海外企業の連携によってインド各地に設立されています。このパークでは、輸入関税免除、輸出所得控除、加速減価償却、10年間の法人税免除、外資比率100%認可などといった優遇政策が採用されています。STPの中で、かつての高級リゾート地であった南部の高原都市バンガロールが特に有名で、現在はインドを代表するハイテク都市となっています。ここには世界的水準を誇るインド科学大学院大学をはじめ多くの大学があり、アメリカの大学で先端技術を学んだ多くの元留学生か英語力を生かしたソフトウエアの開発を行い、アメリカとは通信衛星で瞬時に情報の交信が行われています。さらにアメリカ系企業だけでなく日系企業、欧州系企業も多数進出しており、ベンチャー・ビジネスの創業も多く行われています。

インターネットのユーザーも急速にふえている

インターネットのユーザーも急速にふえているわけで、地球上の人類がコミュニケーションを展開することができる単一の、人類がかつて経験したことがない規模のメディアとして、インターネットをとらえることができます。どんな出版も映画もテレビも、これだけの規模は持ちえませんでした。たしかにオリンピックやサッカーのワールドカップは、全世界で同時に何億もの人が見たりします。けれどもそれらのメディアは、規模を拡大する半面で、人間のコミュニケーションのうちの大事なものを犠牲にしてきたのです。それは、「双方向性」と「対等性」と「日常性」です。これをインターネットは持っています。双方向性を持ちながらこれだけ大きな規模をもつことができたメディアは、インターネットが初めてです。しかも、このメディアは、インターネットに接続されてさえいれば、いつでも、特別な準備をしなくても利用できるのです。この意味で、インターネットは、地球全体を包む新しい日常的なメディアとして、さまざまな期待が持たれています。人間はいま、インターネットの上で社会活動を営むチャンスを獲得しつつあります。今までいろいろな制約のもとで社会活動をしてきたけれども、インターネットのある世界では、そういった制約のいくつかがなくなり、新しい社会活動が起きてくるのです。

Webサービスの普及予測流行曲線と採用曲線

Webサービスは、単なる流行か、実りをもたらす現実的な技術か新しい技術が過大評価されてマスコミを賑わせている流行の状態が、時間と共にどう変わるかを表すと、一般に釣り鐘型の曲線を描くとされます。新しい技術が発表されて注目され始める黎明期、期待がピークに達した流行期、期待が敗れた反動期(幻滅期)、その技術を真に理解し着実な利用が始まった回復期(啓蒙期)、そしてついに事業として定着した安定期に達するという推移をたどります。Webサービスの場合も、黎明期に描かれた動的企業間連携のビジョンと実際の技術の進歩度合いとの間にギャップがあって、懐疑的に見られた反動期がありました。2003年12月現在は、反動期を過ぎて回復期に入り、実システムへの普及が本格的に始まったと考えられます。一方、実際に技術の採用が進む段階は、一般的に、初期に少数の先行ユーザーが現れ、その後普及の壁を越えると、後続の集団が一斉に新技術を採り入れるようになります。そのピークを過ぎ、残りの集団にも普及が進んだあと、ようやく最後に至って残りの少数のユーザーが新技術を採用することになります。また、最後まで採用しないユーザーもあります。米国でのWebサービス市場はピークの段階に入っています。日本は米国よりも少し遅れており、やっと普及の壁を乗り越えた段階といえます。