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第一志望校への合格力

徹底的かつ緻密な戦略は、形式の違う模擬試験などでは評価されない、第一志望校への合格力へとつながっていくのです。そこを受験戦略の頂上に据えたら、あとは類似傾向の大学、学部を併願校とすれば、リスクを避けることができるでしょう。それを、同程度の偏差値だからといって、早稲田大学の第一文学部も受験しておこうとなれば、よほど余力のある人でなければ、集中力の分散につながります。なぜなら、紙面の都合で、具体的な入試問題を掲載できないのが残念ですが、この二つの学部の問には、あきらかに出題傾向の差異が見られるからです。他教科にしても同じことがいえます。「国語」で、「現代文のみ」のところもありますし、「現代文十古文」さらに、それに「漢文」が加わることもあります。五年以上も「現代文二題十古文一題」の形式が続いていたら、受験勉強としては、「漢文」は、切って差し支えないでしょう。

塾の実態

塾の実態を知らない(知ろうとしない)学校関係者が塾批判をするのも、何ら問題の解決にはつながらない。学校と塾とが、目標としているものが「学校知」と「受験知」という違いはあったとしても、同じテーブルについて話し合うのが21世紀の教育の姿だと思う。2002年から学校スリム化時代が本格的に始まるわけだが、その受け皿になる地域社会や家庭の教育力に、今ひとつ頼りない部分があることは事実である。それを補う機関として塾は十分に検討されるべき組織であることは明白だ。お互いを批判し合っていがみ合ったり、相手側を片隅においやってしまうような方法では、今の教育問題を解決することはできない。このような意味も含め、私は塾関係者が軽々に学校批判をすることは慎むべきだと思う。批判でなく提言をすることが一番大切であることを忘れてはならない。

予習が初めの一歩

予習と授業でのチェックを続けていると、英文になじみが出て、音読も早口言葉のように滑らかになり、黙読でも速読できるようになります。キーワードが頭に入っていると、単語の意味が類推できるようになり、不明な単語も前後関係で読解できます。入試に出題される長文であっても、特殊な内容はありません。高校生が一般的に理解できるエッセーなどが多いのです。だから、英文と長文の類型内容に慣れれば、さほど難しいものではありません。また、英語の長文読解力は、地道な努力を続けていると、突然飛躍的に伸びる人が多いのですが、この勉強法は入試のみならず、大学に入って英語の授業や外書講読の授業、将来の留学試験や英検、TOEIC試験でも役立ちます。ここは、腹を決めて、一生モノの英語長文読解力の習得に励むつもりで勉強しましょう。そのためにも、予習が初めの一歩なのです。予習も慣れれば、心楽しい醍醐味があるものです。実は「わからない、わからない」と思って頭が悩んでいるときに、読解力が伸びているのです。